お正月の楽しみ

子供の頃、クリスマスに次いで楽しみにしていたお正月。
お正月になると、夜更かしができ、いつもよりご馳走を食べることができる。
お節料理はあまり好きではなかったが、たっぷりの餡子と黄粉でいただくお餅は大好きだった。
家族でカルタをしたり凧上げをしたり。
今の時代の子には、昭和な遊びと思われるかもしれないが、そんな素朴なお正月が楽しみだった。
一大イベントと言っていいほど、特にお年玉は何よりも楽しみなものだった。
子供にとっては、忘れられては困る程大事なものだったのではないだろうか。
そこは今の子供たちと変わっていないのだろうか。
学生の頃は冬休みの時期で、お正月になると祖父母の家や親戚の家に遊びに行き、大人からお年玉をもらう。
毎年いくらもらえるのだろうと、お正月が近づくとわくわくしていた。
それで欲しかったオモチャを買う子もいたが、私は毎年貯金をしていた。
今思えば、そんな頃から経済的だったのかと感心するほど毎年コツコツと貯めていた。
それで何か大きなものを買う訳でもなく、地道にコツコツと貯め、通帳の金額が増えて行くことが楽しかった。
そんなこと以上に驚く子がいたのを覚えている。
小学生の頃だったが、一度のお正月で、10万円もらった子がいた。
ひとりにと言うわけではなく、大勢の親戚の人からもらったそうだが、私には衝撃的なことだった。
あまりに衝撃的過ぎて、20年以上経った今でもこんなにも覚えているのだろう。
私はそんな金額には到底足らず、そんな頃から倹約家ぶりを発揮していた。
今の子供たちはお年玉をどんなことに使っているのだろうか。
昔と変わらず、オモチャを買っているのだろうか。
オモチャと言っても、ゲーム機を買う子が多いのだろうか。
今の時代の子のことはさっぱりわからない。
自分の子供がそんな年になったら、何を欲しがるのだろうか。
きっと私の時代の昔とはかけ離れている気がする。
それでも、子供にとってお正月は楽しみであることは、いつの時代も変わらないのだろう。

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